空に虹が架かる時、私は君たちを思い出さずにはいられない

毎週水曜日のジャニーズWEST公式連載なにわぶ誌がいつの間にかメンバー持ち回り式になってた。

ジャニーズWESTが7人で良かった

酒に酔って、3年ぶりくらいに日生劇場で行われたジャニーズWESTのデビュー記念公演の映像を観た。改めてジャニーズWESTが7人で良かったと心から思う。デビュー発表からデビューまでこんなに紆余曲折あったグループを私は他に知らない(もしあったとしてもWESTを応援できていればそれで十分なのだが)。

彼等のデビュー発表は、13年〜14年のジャニーズカウントダウンコンサートだった。私はまだ好きになりたての確か1ヶ月くらいで、年末に関西ジュニアが出演している円盤を何本か購入したのを覚えている。だからカウコンもリアルタイムで観ていた。姉がジャニオタだったのもあって毎年のように年越しはカウコンを観ていたが、お目当てのジャニーズタレントがいるカウコンは初めてだった。

 

そんな地上波の大舞台でのデビュー発表。ある種の事件だった。

 

カウコンでデビュー発表したこと自体が前代未聞だ。だがそれ以上に関西ジュニアを知った者としてはどうしようもないくらいに衝撃が走り、戸惑いを感じた。

2人組のB.A.D.、4人組の7WEST、ソロの濵田崇裕。いつも一緒に活動していた7人でのデビューだと思い込んでいたが、実際にデビュー発表の際のメンバーはB.A.D.の2人と7WESTの内の2人、計4人だった。ファンの間で衝撃が走り、それぞれのファンは推しを思ってやりきれない気持ちに打ちのめされた。

それから日生劇場でのデビュー記念公演が発表され、チケットの販売など表面上はつつがなく公演初日を迎えた。ファンはどんな公演になるのか皆目見当も付かず、関西ジュニアの過去の映像を漁り尽くしたその頃の私は、メンバーとファンの気持ちを蔑ろにしたこの4人でのデビューで誰が幸せになるんだろうと一端(いっぱし)のことを思った。

そんな私の気持ちをよそに日生の幕が開けた。公演中はずっと不安だった。何が不安かわからないが、なんだか心が宙を彷徨っていた。私なんかよりファン歴が長く初日に入れなかった人は多分もっとやり場のない思いを抱えていたことだろう。

 

そんな日生初日。また彼等が私たちに衝撃を与えた。それはとても良い衝撃。嬉しい衝撃。この数ヶ月の悲嘆を一瞬で消し去るような衝撃。

それは4人ではなく、ジャニーさんに直談判して7人でデビューすることになったということ。

このニュースで何人のファンを嬉し泣きさせたのか分からない。私はジャニーズWESTが7人でなかったらあんなに好きになっていなかったのではないかと思う。

 

このブログは全部過去形だ。私たちは前を向いている。そうさせたのは確実に彼等自身のおかげだ。

彼らが挫けなかったことに、心から感謝を伝えたい。