空に虹が架かる時、私は君たちを思い出さずにはいられない

毎週水曜日のジャニーズWEST公式連載なにわぶ誌がいつの間にかメンバー持ち回り式になってた。

待つことさえ叶わない者達は。(SMAP解散)

私の趣味の範囲内ではあるが、なんだか最近驚くことが多いと感じる。近々で一つ挙げるならば、応援していた声優・神谷浩史の結婚(既婚子持ち)報道に驚き打ちのめされ、神谷の所属しているKiramuneのファンクラブに入会したことを一瞬後悔した。これにも様々な思いがあるのだが、なんとか自分を納得させて『さあ全趣味かかってこい!充実してやる!!』と進撃の巨人のエレン・イェーガー並の気迫溢れる決意をして前を向いた直後、ジャニーズ事務所からのSMAP解散発表が私を再び打ちのめした。

ジャニーズwebのSMAPのページを開いてみると、心の中で期待していた嘘ではないかという思いは無残に崩れさり、私はただ泣くことしか出来なかった。私のような若輩者はジャニーズグループが解散していた時期はテレビの中でしか知らないし、自担だって平成生まれが半分以上の若手グループ。だからどのグループも今後の活動のビジョンの中に解散という選択肢が見え隠れしながらも、実際は解散なんてしないだろうと思っていた。特にSMAPはジャニーズにとって新しい仕事を多く開拓し、また今年1月の報道のように解散が危ぶまれるかもしれないが、実際に解散はすることは無いだろうと踏んでいた。ジャニー社長やSMAPのファンクラブの会報誌でも『解散しない』と言っていたし、その言葉を信じていたからだ。

だがそれから数ヶ月経った今、SMAPは解散するという事実が世間に投げられた。

活動休止ではなく解散。重い。重すぎる。SMAPSMAPでなくなるとは一体どういうことなのか。理解したのに想像が出来ないのは実感が無いからか、それともただ単に自分の想像力が無いだけなのか。

事務所が提示した活動休止の案を飲まずに解散という道を選んだ背景には、ジャニーズ事務所内の派閥問題が影響していると思う。ここでは派閥問題について深くは触れないが、やたらに事務所を叩く人のことは純粋に 湧き出した感情をどこにぶつけたらいいか分からない ように見えた。確かにSMAPは派閥問題の一番の被害者であるが、デビューした彼らの25年間をバックアップしてくれたのもまた事務所だ。タレントもファンもやり切れないに違いない。

私としては一度グループ活動を休業して、再び集まった時にそれでも無理なようなら解散の決断をくだすのが良かった。解散に対しての心の準備が出来るということと納得の度合いを考えれば、今よりも数段良いと思う。それに私がファンなら休業だろうとなんだろうと待たせて欲しいと思う。『ファンなんて待たせておけばいい。あなた達はそういう場所に立っているのだから』と、そう思う。ファンはCDの発売を待って、コンサートの開催を待って、他にもグループでしか出来ないことやグループだからこそ輝くことを色々待ってきたに違いない。私自身待つことは嫌いだが、実はどのジャンルのオタク活動においても待つということは希望に満ちていたのだと今回のSMAP解散発表でしみじみと感じる。

突然解散なんて残酷だ。来年にはもう待つことさえ出来ないのだから。

 

 

 

現在Twitterにて『#SMAPありがとう』というハッシュタグでたくさんの方がSMAPへの感謝の言葉を綴っています。まだの方はぜひ書いてみてはいかがでしょうか。