空に虹が架かる時、私は君たちを思い出さずにはいられない

毎週水曜日のジャニーズWEST公式連載なにわぶ誌がいつの間にかメンバー持ち回り式になってた。

オール担のかくかくしかじか。

オール担については各所で様々な意見が飛び交い、時には議論も交わされている。この記事を書く前提として、私は絶賛橙にデレ期な虹色ジャス民で、れっきとしたオール担である。

 

まずオール担とはどういう意味なのか改めて説明すると、「グループのメンバー全員のことが大好きだよ(応援しているよ)!」という意味で使われる。外野から見れば十中八九、全員好きって良いことじゃないの?と思われるかもしれないが、全員好きって良いことだよね!いぇーい!といかないのがオタクの難しいところだ。

 

ジャニオタ用語にDDという言葉がある。これは「誰でも大好き」の略で、DDは他グループにも好きな人がいたり、あるいは事務所担だったりするわけだが、大抵DD嫌いの人はオール担拒否の確率が高い。自担は1人だけがモットーらしい。私としてはDD=博愛主義精神で、事務所にたくさんお金を落としているからいいじゃないかと思うのだが、なぜか自担のこと本気で好きじゃないとか言われる。格好良い人がいたら魅了されるのは当然ではないのか?そして私しか知らない私の自担への熱量を勝手に推測するな!と憤慨してしまう。ただ拒否する人全員に憤慨するわけではなく、フォローしてきた上でオール担やDDをディスる発言をする輩に腹が立つのだ。誰しも自分と同じ基準で応援していると思わないで欲しい。そしてなにより人に意見を押し付けるのは、彼女達のためにもならないだろう。

 

しかしオール担発言でややこしい問題は他にもある。冒頭で私が言った『橙にデレ期な虹色ジャス民』。百歩譲ってデレデレしてる期間なのはいいのかもしれないが、『〇(色)よりの虹色ジャス民』だとか『〇(色)濃いめの虹色ジャス民』という発言に疑問を持っている人が少なからずいるようだ。以前疑問を持っている人の記事を読んだ時、「自担以外のメンバーのことを好きなのは前提として、そのグループの中の〇〇くんが一番好きってことでしょう。わざわざ〇〇くんが一番好きだけど他のメンバーも好きだよ!っていう必要が無い。」という考えになるほどと思った。確かにジャニオタはシンメトリーやグループ内の組み合わせなど、他メンバーありきの自担が好きな人は多い。実に的を射ている記事だった。

これを踏まえたうえでなぜ自分は虹色発言をしているのか考えた結果、私は全員が好きだとどうにかして叫びたいからだった。WESTが7人で何かしているのが好きだ、7人じゃなきゃ意味が無い!と日常的に分かってもらいたい気持ちが虹色発言に繋がったのかもしれない。そしてなによりラジオで「虹色ジャス民です」と書かれたメールを読んだ時、メンバーが喜んでくれた声が耳から離れないからだろう。

 

『たとえば、僕を"7"好きでいてくれるより、7人を"1"ずつ好きでいてくれる方が嬉しいです。グループとして愛される方がうれしいじゃないですか。みんな好きって言ってくれるほうが。僕が好きなメンバーを、みんなも好きになってくれたら、そんなに幸せなことないなって。』/ Myojo1万字インタビュー・小瀧望 

やっぱり私は虹色発言はやめられないみたいだ。